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前の職場であれっと思った瞬間。こんな会社なら旅立つべし



私が前の職場を去ろうと決心した時のことを思い出しながら書いてみようかと思います。
それにしてもあの会社は酷かった。。。
新卒からずっと居たのですが、人の入れ替わりが激しかった。上司がどんどん変わり、お世話になった先輩上司は居なくなり、同期も会社を去り…。入社した当時から、毎年二十人弱の新卒が入っているのにもかかわらず、入社当時と社員数変わらず。どこ行った、新卒ののべ数百人??
どこの会社もありそうな内容かもしれませんが、10エピソードを選んでみたいと思います。
前の職場を出ようと決心した10の出来事
1. 上司が、他の上司、部下の陰口を違う部下の前でたらたら。尊敬していた上司だったのでとても残念でした。多分、私のいないところで、私のことを蔑んでいるのでしょうね。と思うと残念でなりません。上司は部下や同僚の前で悪口を言ってはいけません。たとえ悪いところが目立つ部下だったとしても、良いところを見つけて褒めるのが良い組織を作る上で大切です。悪いところは部下にこっそりたしなめる程度で良い。
2. 褒賞よりも懲罰が多い社則。私の前の職場はフレックスタイム制がありませんでした。私はあまり体が強くなく朝も低血圧な為、起きられず遅刻してしまうことがあります。ただの怠けだと一蹴されるかもしれませんが、遅刻3回で1欠勤というペナルティーが有ります。
体調不良だろうが、寝坊だろうが、子供が熱を出そうが御構い無し。
5分遅刻でも3回で1欠勤。法律の懲罰規定限界(給料の10パーセント)で足りないなら翌月の給料からも限界まで搾取。
ちゃんとくるのが普通、ちゃんと出社している人に失礼だから…という人も居ますが、こっちだって好きで遅刻してるわけじゃない。
頑張っている人のモチベーションを維持したいのであれば、懲罰を厚くするのではなく、褒賞を厚くするべき。皆勤手当、精勤手当をだすようにすれば、いいのにね。
社員のやる気を削ぐやり方には脱毛、もとい脱帽です。
3. 無言の職場。誰も会話できない。締め切りに追われ、悲壮感しかない殺伐とした空間。時折聞こえるのは、深いため息とキーボードをタイプする音のみ。
基本、仕事は属人的に割り振られ、放置。やり方まわからない状態で工数ばかりが嵩み、そこそこ炎上したあたりでスーパーエースが登場し、全てを作り直し納品する。という繰り返し。敗北感満載のメンバーのメンタルも一緒に崩れ去る。
4. 社長はのんきに自分磨き。若社長は2代目。平日はバリスタの資格を取りに行ったり、茶道、書道をレッスンで大忙し。
たまに職場に顔を出して、いいたいこといって、教わりたてのセミナーの受け売りの精神論振りかざし、最後は「何とかして」と言い残して帰る。社員はそんなブルジョアな生活が羨ましい。社員は不眠不休で薄給で頑張っているのに。
5. 独身しかいない。給料が少なく、手当も少ない。昇給もキャップ制で、長く働いている人、家庭を持っている人ほど困窮する。婚期を逃している上司、同僚がかなり居て、妻帯者は希少。プライベートを楽しむ余裕もなく、男性はアニメオタ、アイドルオタ、ゲームオタのどれか。女性は性格に難のある謎なキャラのみ。この二つが合わさることはない。既婚者は話が合わないので居心地悪い。社長も独身。
6. 本社に行きたくない。呪われている気がする。あっちこっちにお札が貼ってある。帰社する度に体調を崩す。遅刻カウントが入退室管理でされるので、一分一秒でも遅れるとアウト。3回で1欠勤なので、いくら残業代を稼いでも、ペナルティーでマイナスになる。いくらお金があっても足りない。
7. 社員会イベントの参加費が1万円。唯一の社員交流の場所。社員会会員以外会費1万円。。社員家族も子供も1万円。パートナー企業にも参加募集してた。高すぎだろ。家族で行けるか!!せめて、半額くらい会社持ちにしろ!!
8. 昇格すると給料が減る。ランクアップすると年俸制になり、残業代が支払われなくなる。中堅社員がいないと嘆く前に、中堅社員が残ってくれるように問題点を解決していかないといけない。扶養手当も無いし、主任手当も無いし、住宅手当も雀の涙だし、ボーナスなんて2ヶ月出ない時も多いし。昇給も1000円とか。舐めてるだろ。たかだか一万円基本給上がるのに10年かかるわ。
9. 自社勤務、3回遅刻で1日欠勤。(連日終電帰りでも)プライベートを削って、毎日終電まで仕事して、次の日9時から仕事できるか(怒)せめてフレックスでしょ。残業代を回収するための言い訳でしょ。
10. デスマーチを気合いで乗り切ろうとする。バグが出るのは気合が足りないから?
寝ずにコーティングしてもバグ埋め込むだけなのにね。デスマーチは気合じゃ無理無理。
対処法
長居すると、正常に判断できなくなるくらい消耗してしまうので、人の話を聞かずに突き進むか、辞めるかの二択です。
身体に気をつけて。