夏の助っ人!エアコンを長持ちさせる方法


はじめに
エアコンは電化製品の中でも、最近の夏場の気温上昇の影響で、必要性が高まっています。とりわけ熱帯夜には睡眠中の熱中症の危険があるので、昼夜問わずつけている方も多いと思います。
そんなエアコンが壊れると、快適な生活が途端に失われてしまいます。
普段何気なく使っているエアコンの大事さに気付かされました。こまめなメンテナンスで快適な生活が持続するので、私のように被害が出る(壊れる)前に対処しておく事をお勧めします。

エアコンは急に壊れる。。ピンチ、冷えないエアコンと熱帯夜
我が家のリビングで使っていたそこそこ大きめのエアコン。20畳くらい冷やせるもので、LDK全部を一つのエアコンで賄っていた。富士通製。使い始めて8年くらい。自動のお掃除機能のついたエアコンで耐用年数は過ぎていたものの、まだまだ普通に使えていた。。。去年までは!!
久々につけてみたら、様子がおかしい。
電源は入っていて、作動しているようだけど、ハイパワー運転にしているのに、やわやわな微風。
点検モードで自動診断したけど、正常とのこと。
昔からこんなだったか。。。
連日、暑い日が続いて、別の部屋のエアコンに比べて明らかに冷えない。メーカーの保守に連絡して修理してもらうことにした。


富士通メーカーサポートとのやり取り
電話口では、エラーコードを聞かれた。何のこっちゃと思ったけど、エアコン自体で故障診断ができるみたい。電話口で操作を教えてもらい、エラーチェック。エラーコードは出ていない。
でも冷気が出ない。修理に来て欲しいと依頼。
故障の場合、部品を持ち合わせていたら直せるけど、直らない可能性もあります、直らなくても出張料4000円かかります、部品代は別途かかります。。部品代はこれの交換なら何万円で、、、などなど、メーカー保証も切れてるし、新しいのを買い直した方がいいよ、と暗に言われている感じがした。
それでも予約状況を確認したところ、出張修理の予約でほぼ埋まっていて、たまたま明日の夕方の最終なら何とか行けるとのこと。出張料金4000円かかりますと念を押された。
富士通のおじさんから明かされた、エアコンの衝撃の事実!!
翌日、軽ワゴンに乗った富士通のおじさんが来た。脚立に登って風力計を取り出し、吹き出し口に当てる。計測時間30秒。風力ほぼゼロ。
おじさん曰く、
掃除してないね。とのひとこと。
えっ、、、!!!掃除やってたし。お掃除機能使ってたし、シーズンごとにエアコン掃除のスプレーかけてたと反論。
エアコンの中を見せてもらった。
めっちゃ汚い!!閲覧注意!
見た目は綺麗なエアコン。実は中身は。。

お掃除機能はあくまでも補助機能だから、ちゃんと掃除しないとダメ。ホコリだけではなく、結露後に発生したカビもビッシリとのこと。
エアコン掃除のスプレーは逆効果。
カビ増えますとのこと。
これでは冷房効かないし、カビ菌の風出るし、電気代も余計にかかるしいいことないね。暑さで体壊すよって言われた。
ハウスクリーニング業者のエアコン掃除をお勧めする訳
おじちゃん曰く、ハウスクリーニング業者のエアコン分解掃除が一番確実とのことだった。エアコンも電子機器なので、水に濡れると即ショートしてしまう。ハウスクリーニング業者なら、ちゃんと技術と経験のあるエアコン掃除専属の人が内部の配線やネジを分解して掃除してピカピカにしてくれる。自分でやろうとすると、こうはいかない。部品を壊したり、電子機器に水がかかったりして故障の原因を作ってしまう。エアコンのファンを壊したら買い替える羽目になる。
ほとんどがホコリとカビ。カビが厄介で、ホコリと水分をまとって冷気口を塞いでしまう。
さらにリビングのエアコンは揚げ物等で出たキッチンの油汚れを吸ってしまうらしく、油まみれのホコリがフィルターを詰まらせます。
頑固な汚れは専門業者のクリーニングが一番とのことだった。買い換えるよりは、遥かに安いし。
メーカーのクリーニング部門にお願いしたいと電話口で打診した。取り扱ってるけど、予定がいっぱいでいつになるか分からないから、近くのクリーニング業者に依頼した方が早いし安いのでいいです、とのことだった。
そんなこんなで富士通おじさんに出張料4000円を払った。色々と得るものはあったけど、肝心のエアコンはまだ治ってない。。。
まとめ エアコンを長持ちさせるために一番やっちゃいけないこと
エアコンを長持ちさせるためにやっちゃいけないことを富士通のおじさんに教えてもらった。
1位
スプレー缶タイプのエアコン掃除スプレーをかける
スプレー缶タイプのエアコン掃除スプレーをやると逆効果でカビが余計に増えるとのことで一番やっちゃダメなんだそう。今まで毎シーズン欠かさずやってたよ。。
2位
フィルター掃除をサボる
日々のメンテナンスを怠ると、エアコンの奥深くまでホコリが入り込み、大掛かりな掃除(クリーニング)を行う頻度が高くなります。また、ホコリを餌にした微生物、カビ菌が繁殖します。
こまめな掃除をお勧めします。
3位
ドライ(除湿)モードをつかう。
エアコン内部と外部との温度差は結露を生む原因となりお勧めできません。ドライモードは取り込んだ空気を一度冷やして、空気中の湿気を水にします。湿気を取った空気を温めて排出するので冷やすのと温めるのを両方使うので、エアコンの負荷が高く、実は使わない方がいいそうです。エアコン内に水分や湿気が溜まるため、余計にカビも発生しやすくなります。
富士通のおじさんに聞いた、エアコンのメンテナンス方法
梅雨入り前に室内を締め切った状態で、暖房モードでしばらく起動させると、を入れて内部を乾かすとカビにくくなるそう。
エアコンメーカーのサポートの人も言ってた。
エアコンの冷房は結露がどうしても出てしまうので、シーズンの終わりにはしっかり乾燥させる必要があるとのこと。
これを守れば、故障なく使い続けることができるとのことです。
以上、エアコンを長持ちさせるためのコツをお伝えしてみました。
